サービス名から探す : Box over VPNに関するご利用ガイド
設定手順:
1. 管理コンソールの左側のナビゲーションで、[Enterprise設定] をクリックします。
2. ページの上部で、[通知] をクリックします。
3. [メール設定] セクションで [サイレントモード] スライダボタンをクリックします。
注意事項:
1. 管理コンソールの「Enterprise設定」における「ユーザーとグループ」をクリック
2. 「外部ユーザー」タブをクリック
3. 管理対象ユーザに変更するメンバーを検索し、名前をクリック
4. 「管理対象ユーザーへの変更」をクリック
5. 「確認」をクリック
注意:
【概要】
管理者のメールアドレスでメールが送受信可能な状態の場合、お客様側で、管理者を変更することが可能です。
【対象環境・前提条件】
【解決手順】
1. 組織のBoxアカウントの管理者としてログインし、[管理コンソール(組織全体の設定を行う管理画面)] > [ユーザーとグループ] に移動します。
2. [管理対象ユーザー(組織で管理されているユーザー)] タブをクリックします。
3. ユーザーのリストで管理者アカウント([ロール] 列に [管理者] と表示)をクリックします。
※ロール:ユーザーに割り当てられた権限の種類
4. [ロールおよびアクセス権限] セクションで、[編集] をクリックします。
5. [ロール] フィールドで [アカウント管理者を変更] リンクをクリックします。
6. 現在の管理者アカウントの変更後のロールを選択します。自分を[共同管理者(副管理者として管理権限を保持)]に設定して管理権限を保持するか、一般ユーザー同様に[メンバー]に設定して管理権限を削除することができます。
7. [新しい管理者] フィールドに、新しくBoxアカウント管理者になる管理対象ユーザーの名前を入力します。
8. [変更を保存] をクリックします。
9. 既存の管理者に、変更を確認するためのメール通知が送信されますので、[移管を確認]をクリックします。
【注意点・トラブルシューティング】
■ 管理者権限の移譲が上手くいかない場合の確認事項
テナントの管理ドメインの登録状況:
管理者のメールアドレスは管理ドメインとして登録されている必要があります。
用語説明:
ドメインの確認方法:
管理コンソール > Enterprise設定 > カスタム設定 > ドメイン管理
現管理者と新管理者のメールアドレスのドメインが両方登録されているか確認し、未登録の場合は該当ドメインを登録してください。
■ 現時点の注意点
【注意】メールアドレスが削除されている場合:
管理者のBoxアカウントのメールアドレスが削除されていて送受信できない場合は、該当のメールアドレスを再作成し、送受信可能な状態にします。
メールアドレス再作成後の手順:
【注意】メールアドレスの再作成が不可の場合:
弊社より、Box社へ管理者変更を依頼いたします。
【補足】
■ 管理者の種類について
Boxには管理者、共同管理者、グループ管理者の3種類があります。
各ロールの詳細な権限の違いは、Q7: Box管理者・共同管理者・グループ管理者の違いと権限について教えてくださいをご覧ください。
【公式サポート記事】
【概要】
Boxには3種類の管理者ロールがあり、それぞれ実行できる操作範囲が異なります。組織の運用体制に応じて適切なロールを割り当てることで、セキュリティを保ちながら効率的に管理することができます。
【対象環境・前提条件】
【管理者ロールの種類と特徴】
■ 管理者(アカウント管理者 / プライマリ管理者)
組織のBoxアカウント全体を統括する最高権限の管理者です。1つの企業につき1名のみ設定でき、すべての管理機能を実行可能です。
主な権限:
一般的な割り当て対象:IT部門の責任者、システム管理者
■ 共同管理者
管理者に準じる権限を持つ副管理者です。複数名の設定が可能で、有効にする権限を個別にカスタマイズできます。
基本権限(デフォルトで有効):
追加で有効化できる権限:
実行できない操作:
一般的な割り当て対象:IT部門のメンバー、各部門の管理担当者
■ グループ管理者
特定のグループのみを管理する限定的な権限を持つ管理者です。部門やチームごとに管理者を分散配置する際に有効です。
主な権限:
実行できない操作:
一般的な割り当て対象:各部門のリーダー、プロジェクトマネージャー
【権限比較表】
主要な管理機能について、各ロールで実行可能な操作を比較します。
| 機能 | 管理者 | 共同管理者 | グループ管理者 |
|---|---|---|---|
| ユーザーの作成・編集 | 可 | 可 | 条件付 (担当グループ用のみ) |
| ユーザーの削除 | 可 | 可 | 不可 |
| グループの作成・編集 | 可 | 可 | 不可 |
| 管理者情報の表示・編集 | 可 | 不可 | 不可 |
| 管理者権限の移管 | 可 | 不可 | 不可 |
| 組織設定の変更 | 可 | 条件付 (権限により異なる) |
不可 |
| すべてのファイルへのアクセス | 可 | 条件付 (権限により異なる) |
不可 |
| 代理ログイン | 可 | 条件付 (権限により異なる) |
不可 |
| レポート実行 | 可 | 可 (担当グループのみ) |
条件付 |
凡例: 「可」実行可能 /「条件付」条件付きで実行可能 /「不可」実行不可
【注意点・トラブルシューティング】
■ 共同管理者の権限が不足している場合
共同管理者に設定されたものの、必要な操作が実行できない場合は、有効化されている権限を確認してください。権限の追加は管理者(プライマリ管理者)のみが実行できます。
■ グループ管理者が想定通りに機能しない場合
グループ管理者は、明示的に「管理対象グループ」として割り当てられたグループのみ管理できます。グループを作成しただけでは管理対象になりません。
【関連FAQ】
【公式サポート記事】
【概要】
組織の管理ドメインを使用するメールアドレスでコラボレーション招待すると、Boxアカウント未所有者は自動的に管理対象ユーザーに登録されます(仕様)。本FAQでは、管理対象外ユーザーとして招待する実務的な対処手順を解説します。
Fair Use Policyについて:
組織ドメインを使用するフリーアカウントの業務利用は、ライセンス節約目的とみなされFair Use Policyに抵触する可能性があります。詳細は以下をご確認ください。
Fair Use Policy(英語版) | Fair Use Policy(日本語版)
※英語版を正としてください。
【対象環境・前提条件】
【用語の説明】
【解決手順】
管理対象ユーザーに登録させずにコラボレーションするには、一度該当ユーザーを管理対象ユーザーから削除し、該当のメールアドレスでBoxフリーアカウントを作成してから、改めて招待し直す必要があります。
1. 管理対象ユーザーからの削除
管理者または共同管理者にて以下を実施:
2. ドメイン自動登録の確認・変更
管理コンソール > Enterprise設定 > カスタム設定 > ドメイン管理にて、削除したユーザーが使用するドメインの自動登録が「無効」になっているか確認。有効になっている場合は「無効」に変更してください。
3. Boxフリーアカウントの作成
招待される側のユーザーに、下記サイトからBoxフリーアカウントを作成してもらいます。
https://www.box.com/ja-jp/personal
4. 再度コラボレーション招待
通常通りコラボレーション招待を実施してください。
確認方法:
管理コンソール > ユーザーとグループ > 外部ユーザー タブにてドロップダウンから「管理対象外ユーザー」を選択すると確認できます。
※反映まで24時間程度かかる場合があります。
補足情報:
【注意点】
■ コスト面
管理対象ユーザーに登録された場合、ご購入済みのライセンスが消費されますので、ご注意ください。
■ セキュリティ面
自社ドメインを使用したユーザーがBoxのフリーアカウントを使用しBoxを利用している場合、該当ユーザーの監視や制御を行うことができず、セキュリティリスクに繋がる可能性がございます。
推奨事項: 自社ドメインを使用したユーザーは管理対象ユーザーに登録し管理することを推奨いたします。
【公式サポート記事】
「疑問・問題は解決しましたか?」