ご質問

回答

「アカウントの保護にご協力ください」、「アクションが必要」、「詳細情報が必要」が表示される場合、Microsoft Entra ID の [セキュリティの既定値群] の機能が既定で有効となっている可能性があります。 

テナント内のすべてのユーザーは、14日以内に多要素認証 (MFA) に登録する必要があります。   

画面のウィザードに沿って、Microsoft Authenticator のアプリを登録することで、Microsoft 365 へのサインインは完了できます。

アプリの設定方法について、以下の弊社FAQにて動画コンテンツとして掲載しておりますのでご参考ください。

【Microsoft 365】多要素認証の設定・変更方法（一般ユーザー向け）

または、[今はしない (期限まで ** 日です)] という項目を選択することで、多要素認証の設定を一時回避してサインインを完了させることが可能です。  しかし14 日が経過すると、ユーザーは登録が完了するまでサインインできなくなりますのでご注意ください。 

※2024年12月2日以降、こちらの動作について変更となります。

セキュリティ既定値群の設定が有効の場合、これまでは多要素認証の登録を14日間スキップすることが可能でしたが、 こちらのオプションにつきましては新しく作成されたテナントについては2024年12月2日以降、既存のテナントについては2025年1月以降廃止されます。 廃止後は即時 (MFA) に登録する必要があり、ユーザーは登録が完了するまでサインインできなくなります。

※セキュリティの既定値の有効とは・・ログイン時の本人認証の認証方式が強化され、今まで ID とパスワードのみでサインインが可能であった状況に、追加でアプリでの承認を要する多要素認証の設定が求められます。 

※組織の管理者であれば、テナント内のすべてのユーザーに対して多要素認証を無効化にすることは可能です。詳細につきましては、関連リンク内の■二段階認証などに適した端末を配備していないため、多要素認証の設定画面を表示させないようにしたいです。をご参照ください。