SmartPBXアプリで端末や内線番号を切り替えた後、意図しない番号に着信することがあります。原因は何ですか？

回答

SmartPBXで内線番号を変更したあと、以前の番号に着信が届く・意図しない挙動が発生することがあります。これは、端末やアプリの内部に以前の情報が残っていることが原因となるケースがあります。

【主な原因】

・以前の内線番号の情報が端末に残っている

同じ端末で別の内線番号に切り替えて使用した場合、古い認証情報（ログイン状態）が完全に消去されずに残っていることがあります。

・アプリが古いセッション情報を保持している

アプリ内でログアウトせずにアカウントを切り替えた場合、内部的に前のSIPセッションが残っており、正しく新しい内線番号に切り替わっていないことがあります。

・サーバと端末間で内線番号の情報が不一致になる

特に連携アプリや端末の動作によって、サーバ上では新しい番号に切り替わっていても、端末側では旧情報を使用して動作し続けることがあります。

・端末やOSによるログアウト処理の不完全性

一部のAndroid端末やOSバージョンでは、アプリを切り替えた際のセッション解放が正常に行われず、誤って前の情報で動作してしまう事例もあります。

【対処方法】

このような事象が起きた際には、以下の対応をお試しください。

・新しいユーザIDを設定した後、アプリ内またはOSから「アプリの終了」をさせてから、ログインする

単にログイン情報を上書きするのではなく、一度しっかりログアウトすることで以前の情報が削除されます。

・内線番号の切り替え後は端末の再起動を実施する

端末を再起動することで、残っていたセッションやキャッシュがリセットされ、正常な状態に戻ることがあります。

・ 1つの内線番号を複数の端末で同時に設定しない

　同じ内線番号を旧端末に残したまま新しい端末で設定すると、意図しない着信動作が発生する可能性があります。

　旧端末には別の内線番号を設定するか、SmartPBXアプリをアンインストールしてください。

上記でも改善されない場合は、アプリを一度削除し、最新バージョンを再インストールした上で、正しい内線番号でログインしてください。

端末側の操作で解決しない場合は、Web設定変更サイトの設定状況が正しいかどうかをご確認ください。

【参考】

→ Web設定変更サイト操作マニュアル

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