SmartPBXの通話中に音声が途切れたり、無音になることがあります。音声コーデックの設定変更で改善することはありますか？

回答

はい、音声が途切れる・無音になるといった問題は、通信環境が不安定な場合に発生しやすいです。

そのため、Wi-Fi環境・モバイル通信のどちらでも、状況に合った音声コーデックを設定することで、事象が改善する場合があります。

【Wi-Fi利用時に関係する主な理由】

・ Wi-Fiルーターとの距離が遠い、または壁などの障害物がある

・他の機器との電波干渉や、ルーターの処理性能によって通信が不安定になる

・ 2.4GHz帯の混雑や、自動チャンネル切替により一時的に通信が途切れることがある

【モバイル通信（キャリア回線）利用時に関係する主な理由】

・朝・昼・夕方などの混雑時間帯で回線が圧迫され、通信が不安定になる

・ MVNO（格安SIM）では通信速度や帯域に制限がある場合がある

・地下・ビル内などで基地局との接続が不安定になる

【対処方法】

音声コーデックの設定を変更することで、通信の不安定さが緩和され、通話が安定する場合があります。

＜設定手順＞

SmartPBXアプリを起動して音声コーデックの選択画面へ遷移する。

「設定」 → 「アプリの設定」 → 「高度な設定」 → 「音声コーデック選択」

以下の2種類から選択可能です。

1. 広帯域（G.711）[初期設定]：高音質ですが、安定した通信環境が必要です

2. 中帯域（GSM）：やや音質は落ちますが、低速・不安定な回線でも安定しやすいです

音声が途切れる／無音／片通話などがある場合は、一度「中帯域（GSM）」に設定を変更して様子を見てください。

通信環境が安定してきたら「広帯域（G.711）」に戻すことで、より高音質な通話が可能です。

【関連FAQ】

Wi-Fiとキャリア回線（MVNO含む）の切り替えや通信安定性の確認

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